なぜ首と背中はつらくなるのか?背骨の4つの役割から考える不調の原因
こんにちは。
熊本市東区戸島本町で「いぬい整体院」を営んでおります乾貴博と申します。
今回、当院に通っています30歳代の男性の方より
「仕事でデスクワークをしたり、重たい荷物を搬送したりと重労働です。
首~肩にかけて、背中付近も重たくスッキリしない。時々頭痛もあります」と相談を受けました。
デスクワーク中は首の位置が定まらず、重たくてだらしい感じがするとのことでした。
朝起きたときは首回りがしんどくなるので楽になりたいという希望がありました。
身体の検査を行うと背骨や肩甲骨、股関節の動きが硬くなっていました。
さらに首~背中にかけての筋肉が硬くなっておりました。
バランスの評価を行うと体幹の筋力が保てずに右側に崩れてしまい身体を上手に使えていませんでした。
硬くなっているとこは使いすぎにより筋肉が張って緊張してしまいます。
それにより関節も硬くなってしまい、どんどん動かなくなり、使えなくなっていきます。
首や背中の筋肉に負担が来た原因は背骨、骨盤、股関節の動きが固まっているからと考えられます。

背骨の機能とは
横から見ると背骨はS字カーブをしています。
首と腰の骨は、前側に曲がっています。
肩甲骨と肩甲骨の間にある骨は後ろ側にカーブしています。
この背骨のカーブが身体を動かしていくうえで重要な役割を果たしてくれます。

背骨の機能としての4つの役割
「体を支える」
寝返り、立つ、座るなど動作は背骨が身体を支えられていることで可能となります。
「体を動かす(運動)」
身体を曲げたり、反ったりできるのは一つ一つの骨がブロックのように積み重なっており、そのブロックがしっかり動くことによって可能となります。
「神経の保護」
背骨の真ん中には大きな神経が通っております。神経を保護しているのも背骨の重要な役割です。
「衝撃吸収」
ジャンプしたり走ったりできるのは背骨が衝撃を吸収してくれるためです。
この4つの機能があるからこそ体への負担を減らしてくれます。
また、頭の重さは5~6kgあると言われ、さらには人間の体には、重力がかかっています。
背骨は頭を支え、内臓や神経を保護し、体が動いた時の衝撃を吸収してくれます。
その重さを背骨で支えるために、背骨が弯曲することによって体のバランスを保っています。

背骨はどれくらい動くのか
それでは皆さんは背骨がどれくらい動くのか、意識したことはありますか?
日常生活の中で背骨はしっかり機能して、使うことができているでしょうか?
赤ちゃんの動きを想像してみてください。
生まれたばかりの生後数ヶ月の赤ちゃんは、背骨の柔軟性が高く、動きもしなやかです。
背中が丸まったり反ったり動くことができます。

大人になるにつれて背骨の動きは硬くなり、楽に反ったり、丸めたり難しくなってきます。
年齢を重ねるようになるとデスクワークや車の運転など座る時間が長くなります。
姿勢が猫背になり背中が丸まった状態で何時間も過ごすことが増えると思います。
このように悪い姿勢でいる時間が長くなると、骨格が歪んで姿勢が悪くなります。
その姿勢が癖になって固まってしまうため、背骨の動きもどんどん悪くなっていきます。
運動の習慣が無い方は、背骨を捻じったり、反ったり、軽く背伸びをするだけでも、体の動かしづらさを感じるかもしれません。
背骨が本来持っている役割も発揮しきれず、アンバランスになっていきます。

自宅で行える体操
キャット&カウ
四つ這いの姿勢となります。股関節の真下に膝を持ってきます。
股関節は90°の角度にします。手の位置は肩の真下に持ってきます。
肘が曲がらないようにします。肩関節も90°曲げた状態にします。
背骨のを丸めたり、反ったりを繰り返します。
骨盤、股関節も一緒に動いているのかを気にしながらおこなってみてください。

最後に
最後までブログを読んで頂きありがとうございます。
今回ご紹介した内容をできる範囲で実践してみてください。
痛みのない範囲でゆっくりと体操やストレッチを実行してみてください。
それでも改善がみられない場合には身体をしっかりとチェックさせて頂きます。
その際は当院でも構いません。ぜひ、お気軽にご相談いただけると幸いです。

監修 理学療法士 乾貴博