• 膝の痛み

歩くと膝裏が痛い…実は“足首”が原因のケースもあります

こんにちは。
熊本市東区戸島本町で「いぬい整体院」を営んでおります乾貴博と申します。

今回、当院に通っています60歳代の女性の方より

「歩いていると右膝の裏に痛みがあります。歩き始めは大丈夫ですが、徐々に痛くなってきます。歩く時の痛みが減ってほしいのですが、どうすれば軽減できますか」と相談を受けました。

左膝関節は人工関節の手術をしており、少し左膝を気にしているような感じがありました。

左膝への痛みはありません。もしかするとまだ、無意識ですが左膝をかばっており右膝へ負担がきている可能性もあります。

今回なぜ右膝の裏の痛みがでてしまったのか、自宅でも行える簡単ストレッチをご紹介します。

膝裏の痛みの原因は

右膝裏の痛みの原因として考えられるのは、体重が均等に乗せられていない、足首・股関節・膝の問題と下半身の影響を考えてしまいます。

しかし、骨盤や背骨など上半身の問題も影響していることがあります。

まずは全体を通してみていく必要があります。今回は歩く時の痛みということで足首の動きに着目してみました。

足首を施術することで膝裏の痛みは解消されました。

そのため、今回の膝の裏の痛みの原因は足首にありました。

くるぶし、足関節の動きが硬く、足が床に接地する際に足関節うまく機能していないことで膝に負担がきていると考えられました。

足の機能とは

人間の足は、何個の骨や関節で作られているのか想像したことはありますか?

足全体を見た感じだと一つの固まりのような感じがあり、あまりイメージができないと思います。

とても足は精密なつくりをしています。片足だけで28個の骨で構成されています。

骨と骨は小さく、足と足首を合わせると55個の関節があると言われています。

それくらい、緻密に作られているのです。

それぞれが連動しながら、私たちの「歩く・立つ」土台として身体全体を支えてくれています

そして「くるぶし」と言われる骨は膝関節と非常に密に関係しているために、くるぶしの動きも重要な役割を果たしてくれます。

足関節の3つの役割とは

そして足には、歩くうえで大きく3つの役割があります。

① 衝撃を吸収してくれる

歩く動作を行うときに地面に足がついた瞬間は、クッションのように働いてくれます。

地面から伝わる衝撃を緩和してくれます。衝撃を和らいでくれることで、膝や腰への負担を減らしてくれます。

② 前に進む力を発揮する

歩く時や走るときは地面を蹴ります。

地面を蹴る際には、足はしっかり固定され、安定します。

身体を前へ押し出す力を生み出してくれます。そのため、スムーズに歩いたり走ったりすることが可能となります。

③ 地面とのバランスをとる

私たちが普段歩く地面は常に平らとは限りません。坂道や凸凹道、段差など多く存在します。

凸凹道でも転ばず歩けるのは、足が地面の形に合わせて細かく動いて調整しているからです。

その足が硬くなってしまうと調整することができずに膝や股関節、腰へ負担きてしまいます。

この働きを支えているのが、骨や関節、靭帯や筋肉になります。

どれか一つでも機能せずに働かなくなると、足全体のバランスが崩れてしまいます。

はじめは「身体に違和感がある」「最近、身体が疲れやすい」といった小さな変化かもしれません。

しかし、そのまま放っておくと、足の痛みだけでなく、膝や股関節、さらには腰などにも負担が増していくことがあります。

だからこそ大切なのは、痛みが出てからではなく、不調のサインを早めに見つけることです。

歩き方はその人の足の使い方やクセが表れます。

その癖や使い方を変化させていくことで身体全体の動きも大きく変わっていきます。足は、身体を支えている「土台」です。

足元の土台が整えることが膝関節や股関節、腰への負担を減らすポイントとなります。

自宅でできる体操

足の踵(かかと)を手で持ちます。その踵を内側や外側に優しく動かしていきます。動く範囲で良いですのでどれくらい動くのか確認してみてください。

そして足の指と指の間に手を入れて、足首を内側から外側に、外側から内側に回してみます。

痛みや違和感があれば無理の無い範囲で回してみてください。捻挫をしたことがある方は注意して行ってください。

ふくらはぎのストレッチ

足を伸ばしてふくらはぎのストレッチを行います。

踵が浮かないように地面にしっかり接地させます。つま先は外や内側を向かないようにします。

膝は曲がらないように伸ばした状態で行います。

最後に

最後までブログを読んで頂きありがとうございます。

今回ご紹介した内容をできる範囲で実践してみてください。

足首の痛み、膝関節周囲の痛みがひどくなる場合は中止をしてください。

痛みのない範囲でゆっくりと体操やストレッチを実行してみてください。

それでも改善がみられない場合には身体をしっかりとチェックさせて頂きます。

その際は当院でも構いません。ぜひ、お気軽にご相談いただけると幸いです。

監修 理学療法士 乾貴博