手の痺れが中々取れません。原因を解説します
こんにちは。
熊本市東区戸島本町で「いぬい整体院」を営んでおります乾貴博と申します。
当院に通ってくださっている患者さんから次のような声を頂きました。
「指先のしびれがあります。特に朝からが酷くて、安静にしているとしびれが軽減します。手首を使いすぎるとまたしびれが出てくる時があります。」と言われました。
なぜこのようなことが発症してしまうのか解説させて頂きます。
寝起きに手のしびれが起こる原因
「朝起きると指先がしびれている」
そんな経験はありませんか?
実はそのしびれ、手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)が関係している可能性があります。
手根管症候群とは、手首の中にある神経が圧迫されることで起こる症状です。
神経が圧迫されると、指先にしびれや痛みが出やすくなります。特に、寝ている間に手首が曲がった状態が続くと、手首に負担がかかり、明け方や朝起きたときにしびれを感じやすくなります。
また、日中に手首を使いすぎたり、手首を曲げたまま作業する習慣があると、症状が誘発されることもあります。
親指から薬指にかけてしびれや痛みが出やすく、小指には症状が出にくいのが特徴です。
進行すると、物をつかむ力が弱くなり、ペットボトルのキャップが開けにくくなることもあります。
手は日常生活で良く使用します。パソコン作業、携帯電話、買い物、家事動作など手を使わないことはないと思います。そのため、気づかないうちに手を使いすぎてしまいます。
手首を使いすぎないためにも、肘関節や肩関節など手首以外の部位も一緒に動いてくれることで負担軽減になると考えます。

手のしびれをチェックしましょう
セルフチェックとして簡単な方法があります。
両方の手のひらを合わせ、手首を約90度に曲げた状態でしばらく保ってみてください。
そのときにしびれが強くなる場合は、手根管症候群の可能性が考えられます。

背景には、手首の使いすぎ、骨折などの外傷、妊娠・出産期や更年期のホルモンバランスの変化、糖尿病や透析などが関係していることもあります。
手の痺れが起こらないためには
日常生活の中で手首は良く使う頻度が多い関節です。
食事の準備、携帯電話、パソコン、洗濯や掃除など手を使わないで生活することがないといってもよいでしょう。
例えば、何かを握ったりする時にはどこの指から握るようにしていますか?
どこの指が一番よく働いて、頑張って使っている感じがしますか?
皆さん一番「親指や人差し指」を使っていると思います。もちろん親指や人差し指を使って物を握るこも悪くないです。しかし、使いすぎたり負担がかかると指や手首にダメージが来てしまいます。
もっと楽に物を握るためには、小指側から握ることをお勧めします。
小指側から包丁や携帯電話など持つようにしてみてください。手首や指への負担が軽減されると思います。
手首を曲げすぎたりすることなく動かしてみることもやってみてください。例えば、赤ちゃんを抱っこして支えているときに手首はとてもきついと思います。腕で支えたりと工夫することで手首の負担も軽減すると考えます。

手のしびれの治し方
まず大切なのは、手首を安静にすることです。サポーターなどを使って手首を固定し、曲げ伸ばしや負担のかかる動作はできるだけ控えましょう。
また、血行不良はしびれを悪化させる原因になります。肩や首のこりを防ぐためにも、ストレッチや散歩などの軽い運動を日常に取り入れることがおすすめです。
朝のしびれなど落ち着いてきたら背骨や肩甲骨の柔軟性を良くしていましょう。
朝のしびれが続く、悪化していると感じる場合は、早めに医療機関へ相談することも大切です。体からのサインを見逃さず、無理をしない生活を心がけましょう。

最後に
最後までブログを読んで頂きありがとうございます。
今回ご紹介した内容をできる範囲で実践してみてください。
それでも改善が見られない場合には当院にて身体をチェックさせて頂きます。
その他の原因が隠れていることもあります。
お気軽にご相談いただけると幸いです。
監修 理学療法士 乾貴博