掃除機をかけるときに右腰の痛みが改善した例
こんにちは。
熊本市東区戸島本町で「いぬい整体院」を営んでおります乾貴博と申します。
今回、当院に通っています70歳代の女性の方より
「掃除機をかける時に右腰が痛くて、掃除機をかけなくなりました。腰の痛みをどうにかしてほしい」と相談を受けました。
腰痛は50代の頃からあり、腰周囲への重たさやこわばった様な感じが続いており、特に身体のケアはしていませんでした。掃除は毎日するので楽になりたいとの希望がありました。
今回なぜ掃除機をかける際に右腰が痛くなるのか、痛くなったときの対処方法までお伝えしたいと思います。

腰痛の原因
腰痛と聞くと体幹の筋力がない、反り腰など姿勢の影響と考えるかもしれません。
もちろん、筋肉の硬さ、筋力の低下、姿勢の影響もあります。しかし、今回の原因は股関節にありました。
実際に掃除機をかけている動作を確認していきます。その動作をしていただくことで身体にどのような影響をおよぼしているのか分かります。
肩や腕を良く動かして頑張っているのか。背中から曲げて腰へ負担があるのか。下半身の股関節や膝は使えているのかを確認致していきます。
すると、股関節が動いていないことに気が付きました。背中や腰へ負担が来るような身体の使い方をしておりました。
皆さんが想像するように中腰の姿勢で掃除を頑張っていました。
身体が股関節の使い方知らない、分からない、気にしたことがなかったのでしょう。
人間は無意識のうちに今までの癖や身体の使い方で動いてしまいます。また、ついつい癖によって動かしやすいところ、使いやすい場所を使ってしまう傾向にあります。
今回の腰痛の原因は股関節の使い方、動かし方に原因があると考えました。
股関節の役割について
股関節は上半身の重さを支え、下半身の動きに対応する重要関節です。歩く・立つ・しゃがむなど、ほとんどの動きで大切な役割をしています。
また、股関節にかかる負荷を体重で表すとすれば、
例えば体重が60kgの人であれば、歩行時には3~4倍、階段昇降時には6~7倍、ジャンプをする時は12倍もの体重がかかると言われています。
もしも、体重が10kg増加してしまうと、その際は股関節にかかる負荷も30~40kg負担増になります。
そのため股関節を上手に使えることで腰への負担も軽減されます。
股関節には主に3つの重要な役割があります。
① 身体を支える
股関節は、上半身の重さを支えています。
ここが硬くなると、その負担を腰が代わりに受けるため、腰痛になりやすいです。
② 身体にかかる衝撃を吸収する
歩く時や階段を下りる時の衝撃をやわらげてくれます。
股関節がうまく動かないと、衝撃が腰に直接伝わり、腰に負担がかかります。
③ 上半身と下半身をスムーズに動かす架け橋になる
股関節は前後・内外・回る動きができる大きな関節です。
股関節が硬く、動く方向に偏りがあると、その分を腰が無理に動いて補おうとするため、腰痛の原因になります。
腰痛改善体操
①キャット&カウ
四つ這いの姿勢となります。
股関節の真下に膝を持ってきます。股関節は90°の角度にします。
手の位置は肩の真下に持ってきます。肘が曲がらないようにします。肩関節も90°曲げた状態にします。
背骨のを丸めたり、反ったりを繰り返します。骨盤、股関節も一緒に動いているのかを気にしながらおこなってみてください。
腰に痛みがある場合は無理のない範囲で行ってください。

最後に
最後までブログを読んで頂きありがとうございます。
今回ご紹介した内容をできる範囲で実践してみてください。
腰の痛みが体操の際のに見られる場合やしびれが強くなる場合は中止をしてください。
痛みのない範囲でゆっくりと体操やストレッチを実行してみてください。
それでも改善がみられない場合には身体をしっかりとチェックさせて頂きます。
その際は当院でも構いません。ぜひ、お気軽にご相談いただけると幸いです。
監修 理学療法士 乾貴博