肘の内側の痛みが治らない…ゴルフ肘の原因を解説
こんにちは。
熊本市東区戸島本町で「いぬい整体院」を営んでおります乾貴博と申します。
今回、当院に通っています30歳代男性の方より
「ゴルフをすると肘が痛くなります。以前から肘の痛みが少し治まってはまた痛くなるのを繰り返しています。痛みをなくしたい」と相談を受けました。
今回なぜ肘の内側が痛くなるのか解説致します。
ゴルフ肘について簡単にご説明いたします。
ゴルフ肘とは
別名は「上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)」とも呼ばれ、肘の内側に痛みを生じます。
テニス肘を聞いた事があるかと思いますが、それの反対で、ゴルフ肘と言われています。
ゴルフと関係がるわけでなく、テニス肘と同様に手首や肘に負担がかかるスポーツや仕事、日常生活での作業も一因と考えられています。
施術を6~12か月以上継続しても効果が得られない場合や、腱や筋肉の損傷が大きく症状が重い場合は、治療方法として手術する方法もあります。
損傷した腱や痛みの原因を除去し、患部の回復を早めることが手術のおもな目的です。
その場合は医療機関を受診し医師と相談する必要があります。

主な症状
肘関節の内側から手首にかけての痛み、肘を伸ばした状態で物を持ち上げる動作でも痛みを生じます。
また、肘の内側には神経が通っており、手や小指の感覚を支配する神経にもストレスを受けます。
そのため酷い場合には薬指や小指がしびれたりすることもあります。
軽症の場合、痺れがなく痛みだけの場合もあります。
しかし、慢性的になると安静時でも痛みを訴える方もいます。

簡単な症状をチェック
- 肘周辺へ痛みがあり、肘の内側を押すと痛い
- 物を握る、手首をひねる、肘を曲げるといった動きで痛みを感じる
- 同じ動きを日常生活や仕事で繰り返すと痛みがある
- 手や指に力を入れにくい、入れると肘が痛い
- 痛みが強く、肘を伸ばしたり曲げたりが難しい
- 薬指や小指にしびれや感覚が鈍い
患者様の動作を観察
ゴルフをする際に痛くなるとのことで動作を観察しました。
股関節が内側に捻じる動作に硬さがみられ、肩甲骨の動きが硬く、背骨の反る動作が硬くなていました。
そこから細かく関節の硬さや動き、筋肉をチェックしていきました。
原因は
肘の内側を押すと軽度の痛みがありました。腕の筋肉が硬くなっていました。
筋肉が硬くなっていましたので、肘関節の動く範囲にも硬さがあり、肘が内側に捻じりにくい状態でした。
また、背骨・肩甲骨・股関節の硬さがみられていました。原因としては筋肉や関節の硬さが影響しているものを考えられます。
初めに、肘関節の硬さを取っていきました。肘を動かす範囲が広くなることで肘にかかる負担を減らしていきます。
肘関節は肩や手首の真ん中にあるために肩甲骨や手首、指先の影響もうけます。
肘関節以外のところにも原因があるため、今回の場合は背骨・肩甲骨・股関節の動きを改善していくことで肘の痛みが軽減してくるもと考えられます。
下半身の土台がしっかりと支えられ、関節が動くようになることで力がいい状態で伝達されていきます。
上半身はしなやかに、柔軟性が必要になります。そのため、肩甲骨と背骨の丸めたり、反ったりの柔軟性は必要になります。そうすことで肘にかかる負担が軽減できると思います。

自宅で行えるストレッチ
椅子に座ります。肩甲骨をしっかり外側に広げるように意識して行います
背中を丸めるようにして手の甲を遠くに伸ばしていきます。
背骨を丸めながらお臍を除きにいきます。肩甲骨が広がっていくのを感じながら行ってみてください
この時肘は少し曲げた状態で行います。
さらに呼吸は止めないようにゆっくりと吐きながら行ってみてください。

最後に
最後までブログを読んで頂きありがとうございます。
今回ご紹介した内容をできる範囲で実践してみてください。
肘の痛みが体操の際のに見られる場合やしびれが強くなる場合は中止をしてください。
痛みのない範囲でゆっくりと体操やストレッチを実行してみてください。
それでも改善がみられない場合には身体をしっかりとチェックさせて頂きます。
その際は当院でも構いません。ぜひ、お気軽にご相談いただけると幸いです。

監修 理学療法士 乾貴博