腰痛の原因は腰じゃない?ゴルフで痛みが出る本当の理由
こんにちは。
熊本市東区戸島本町で「いぬい整体院」を営んでおります乾貴博と申します。
今回、当院に通っています40歳代の男性の方より
「ゴルフをしていると右の腰部と右股関節が痛くなる。ラウンドでまわっていると最後の方は痛みが強くなるので、痛みを軽減して楽に動きたい」と相談を受けました。
男性の方は以前右の股関節の骨を痛めたことがあり、その古傷が影響して痛みが出ているのではないかと話されました。
右股関節の痛みをかばって腰に負担かきている可能性があります。痛みがあると無意識に人間の身体はどこかでカバーしてしまいます。腰や左の股関節だったりと人によって様々です。
なぜ、右の腰部、右股関節の痛みが出現したのでしょうか。解説していきます。
痛みの原因は
身体のチャック、検査を行いましたので、身体の状態を基に原因を考えていきます。
まずはじめに、立ったまま身体を前屈してもらいました。
手の平が床につくくらい柔らかい状態でした。
腰骨がしっかり曲がっており、胸椎(きょうつい)肩甲骨と肩甲骨の間にある背骨は硬く動いていませんでした。動きは股関節は曲がっているようにみえました。
しかし、股関節の動きを単独で曲げてみると、股関節が硬くなっていました。
先ほどの前屈は股関節より腰骨が良く動きやすく、使いやすいことが分かりました。
曲げる方向と捻じりの方向が股関節は硬くなっていました。
それが原因となり股関節痛に繋がっていると考えられます。
股関節が原因
はじめに股関節の硬さをとるために施術を行っていきました。
徐々に股関節の動きも良くなってきました。すると腰や股関節の痛みも軽減されました。
股関節が硬いことで、動かない範囲を腰で代償してしまい、腰痛になったと考えられます。
さらに、股関節の痛みは股関節が動いていないことによりストレスがかかり痛みがでていると考えられます。
また、身体が股関節の使い方を分からない、股関節の動きを気にしたことがなかったのでしょう。
人間は無意識のうちに今までの癖や身体の使い方で動いてしまいます。
また、ついつい癖によって動かしやすいところ、使いやすい場所を使ってしまう傾向にあります。
さらに股関節は上半身と下半身を繋ぐ重要な役割があります。
股関節は上半身の重さを支え、下半身の動きに対応する重要関節です。
歩く・立つ・しゃがむなど、ほとんどの動きで大切な役割をしています。

股関節の役割
股関節には主に3つの重要な役割があります。
① 身体を支える
股関節は、上半身の重さを支えています。
ここが硬くなると、上半身や下半身の関節や筋肉に負担がかかってしまいます。
② 身体にかかる衝撃を吸収する
歩く時や階段を下りる時、ジャンプする際の衝撃をやわらげています。
股関節がうまく動かないと、衝撃が他の関節に直接伝わり、筋肉や関節に負担がかかります。
③ 上半身と下半身をスムーズに動かす架け橋になる
股関節は前後・左右・回旋動き行える丸い関節です。
股関節が硬いと、骨盤や腰に負担がかかり上半身と下半身がうまく機能しなくなります。

脊柱の役割
腰骨が動きすぎるため、逆に肩甲骨と肩甲骨の間にある、胸椎(きょうつい)という骨が硬く動きにくい状態にあります。
そのため腰が良く動き代償してしまいます。
代償が増えることで腰への負担が増します。
腰の負担を減らすためには、胸椎の動きが必要になります。
ここの骨が捻じれたり、曲がったり、反ったりできることで腰にかかる負担を減らしてくれます。
背骨は衝撃の吸収をしてくれるため、しっかり動いてくれる必要があります。
しなやかに背骨を使えることで手や足が安定してしっかり使えるようになります。

自宅で行える体操
キャット&カウ
四つ這いの姿勢となります。股関節の真下に膝を持ってきます。
股関節は90°の角度にします。
手の位置は肩の真下に持ってきます。肘が曲がらないようにします。
肩関節も90°曲げた状態にします。
背骨のを丸めたり、反ったりを繰り返します。
骨盤、股関節も一緒に動いているのかを気にしながらおこなってみてください。

最後に
最後までブログを読んで頂きありがとうございます。
今回ご紹介した内容をできる範囲で実践してみてください。
腰の痛みが体操の際のに見られる場合は中止をしてください。
痛みのない範囲でゆっくりと体操やストレッチを実行してみてください。
それでも改善がみられない場合には身体をしっかりとチェックさせて頂きます。
その際は当院でも構いません。ぜひ、お気軽にご相談いただけると幸いです。
監修 理学療法士 乾貴博
