「腰の手術はなるべく避けたい」簡単にできる腰のストレッチ法は?
こんにちは。
熊本市東区戸島本町で「いぬい整体院」を開業しております乾貴博と申します。
当院に通ってくださっている患者さんから次のような声を頂きました。
「腰の痛みがあり手術するか悩んでいます。腰の手術はなるべくしたくないので運動やストレッチで軽減することは可能でしょうか。」と言われました。
手術をなるべく避けるようにするためにはどうすればよろしいのでしょうか。
寝ながら簡単にできる自宅でのストレッチをご紹介します。
腰の痛みで手術は必要でしょうか
「腰が痛い=手術が必要になるのでは?」
と不安に感じて病院を受診される方は少なくありません。
しかし実際には、腰痛で病院を受診する方のうち、手術が必要になるのは全体の約10%程度と言われています。
え!!それくらい!!意外と少ないと感じる方も多いのではないでしょうか。
多くの場合は、
・運動療法(ストレッチ・ヨガ・ピラティス・筋トレ)
・体操
・薬やリハビリ
といった保存療法を行い、それでも腰の痛みやしびれなどの改善がみられない場合に、はじめて手術が検討されます。
手術が必要な場合とは
次のような症状がある場合は早急な受診や手術が必要になることもあります。
- 脚に力が入らない、強い脱力感がある
- 足に強くしびれをずっと感じる
- 尿が出にくいなどの排泄がうまくいかない
- 痛みが強く、ほとんど動けない
- 発熱を伴い、背中や腰に強い痛みがある
これらの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

腰の痛みについてある研究論文あります。
とある医科大学が2013年に行った研究では、
50歳以上の方、938例にMRI検査を行ったところ、約78%に中等度以上の脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)が見つかりました。
しかし、その中で実際に症状があった人はわずか12.9%とのことです。
この結果から分かるのは、
画像で異常があっても、必ずしも症状が出るわけではない
ということです。
年齢を重ねてくると脊柱管が狭くなる傾向はありますが、画像だけで判断せず、症状や生活状況などを含めてあらゆる角度からみることが重要です。
手術しても治らない人は多いのか!
「腰の手術をしたけれど、痛みが取れなかった」
という話を耳にすると思います。
では、手術をすれば楽になる、と期待される方は多いと思います。実際の回復スピードや効果には個人差があります。手術後、すぐに良くなる方は全体の約30%程度とも言われています。
多くの方は、
・数ヶ月のリハビリ
・服薬管理
などを行いながら、徐々に回復していくことが多いです。
そのため、手術はゴールではなく、新しいスタートと考えると良いでしょう。
手術後に大切なこと
手術後は、
・自宅でのストレッチ・体操・運動
・食事や睡眠の見直し
・生活習慣の改善
など、腰痛になりにくい身体づくりがとても重要になります。
実際に、手術によって救われて症状が楽になった方もたくさんいます。
手術することが悪いわけではありません。
だからこそ、
「本当に手術が必要なのか?」
「他の選択肢はないのか?」
と考え、あらゆる選択肢を持つことも大切だと感じています。
そして手術をしなくても良い身体つくりを行っていくことが重要です。

厚生労働省のホームページより抜粋
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000023wrx-att/2r98520000023x67.pdf
画像所見のほとんどは腰痛の原因を説明できていません。
と述べられています。
興味のある方は一読ください。
寝ながらできる腰のストレッチ

①背中、腰が痛くない範囲で両足を両手で抱きかかえます。
②背中を丸めるようにしてゆっっくりと足を胸の方向へ抱きかかえます。
③そのまま両足を抱きかかえたまま10秒程度保持します。これを数回繰り返し行います。
④ゆっくりと抱きかかえていた足を離して、膝を伸ばして休みます。
この動作をやってみてください。腰を反らないように注意しながら行ってください。
最後に
最後までブログを読んで頂きありがとうございます。
今回ご紹介した内容をできる範囲で実践してみてください。
「手術が必要な場合には手術も一つの手段となります。手術しなくても良い身体つくりをやってみられてください。痛みのない範囲でゆっくりと体操やストレッチを実行してみてください。
それでも改善がみられない場合には身体をしっかりとチェック致します。
その際は当院でも構いません。ぜひ、お気軽にご相談いただけると幸いです。
監修 理学療法士 乾貴博